
チャップアップ 使い方/正しい使い方
チャップアップは、正しい使い方をしないと十分に効果を発揮することができません。
チャップアップの説明書に書かれている、正しい使い方を説明します。
1 清潔で乾いた髪につける
ポイントは「清潔」と「よく乾いた」です。
フケや油だらけの不潔な頭皮や、濡れた頭皮にチャップアップを使っても、十分に効果を発揮することができません。
まずは、シャンプーをして頭皮をキレイにします。
シャンプーは、チャップアップ・シャンプーのような刺激の少ないシャンプーがおすすめです。
また、手で洗うよりも、シャンプーブラシを使ったほうが、頭皮を傷つけにくいです。
その後に、ドライヤーでよく乾かします。
頭皮が濡れていると、チャップアップの育毛剤が頭皮に浸透しにくくなります。
夏場は、汗がひいてからドライヤーで乾かしましょう。
2 頭皮全体に30回プッシュ
前頭部から後頭部まで、頭皮全体にチャップアップを塗布します。
1回あたり30プッシュが適量です。
ただし、一気に30プッシュすると液垂れします。
液垂れしにくい、チャップアップの付け方があります。
図に書いている9個のブロックごとに
3プッシュ
↓
マッサージ
を繰り返すと、液垂れしにくくなります。
3 頭皮全体をマッサージ
頭皮全体にチャップアップを塗布したら、最後に全体に2〜3プッシュします。
そのあと、頭皮全体を1分程度マッサージします。
マッサージの方法を詳しく説明します。
1 こめかみをほぐす
こめかみをほぐして、頭全体の血行をよくします。
両面のこめかみに親指の付け根を当てて、目を吊り上げるように押し上げる
↓
目を吊り上げた状態で、更に押し上げるように、こめかみ辺りをマッサージする
これを繰り返します。
2 首筋のコリをほぐす
頭の後ろで手を組み、両手の親指で首の付け根部分を押します。
↓
組んだ手をほどき、10ほんの指で後頭部を包むようにして、少しずつ上へずらしながら押してマッサージします。
3 頭皮をリラックス
百会というツボを押すと、頭皮がリラックスします。
体全体のリラックス効果もあります。
百会は、両耳の耳たぶの延長線上にあるツボです。
親指の第一関節で百会を真下に向かって押し付け、マッサージします。
4 ドライヤーで乾かす
自然乾燥ではなく、ドライヤーで乾かして完了です。
最後にチャップアップの使い方について、よくある質問にお答えします。
Q チャップアップの付け方は?
A チャップアップの正しい使い方で説明しています。
Q チャップアップを塗布した後のマッサージは?
A チャップアップの正しい使い方の2と3で説明しています。
Q チャップアップの1回あたりの適量は?
A 1回30プッシュで、4mL使用します。
Q チャップアップ1本の量は?
A 120mLです。
Q チャップアップ1本で、何日分?
A 30日分です。
Q チャップアップをつけるタイミングは?夜だけ??
A 1日1回30プッシュがメーカーの推奨です。朝よりも夜のシャンプー後にチャップアップを塗布したほうが、頭皮に浸透しやすいです。
チャップアップ 使い方/何回
チャップアップのメーカーが推奨する回数は…
- 1日1回
- 1回あたり30プッシュ
です。
1日2回(朝、夜)の使用を推奨する育毛剤もありますが、チャップアップは1日1回でOKです。
朝でも夜でも使って構いませんが、シャンプーの後に塗布したほうが育毛成分が頭皮に浸透しやすくなります。
そのため、チャップアップを使うなら…
- 1日1回
- 1回あたり30プッシュ
- 夜シャンプー後に使う
がおすすめです。
チャップアップ 使い方/液だれ
チャップアップは、1回あたり30プッシュ塗布します。
ただし、一気に30プッシュすると、液垂れしにくいチャップアップでも、液が垂れることがあります。
「液垂れしにくい」使い方を説明します。
頭全体を9個のブロックに分けて塗布します。
1ブロックに3プッシュしたら、次のブロックに塗布せずに、軽く揉み込んでマッサージをします。
マッサージをすることにより…
- 頭皮の血行を促進
- 液だれを防止
することができます。
1ブロック3プッシュ
↓
マッサージ
これを9ブロック繰り返せば、液だれせずにチャップアップを塗布することができます。
チャップアップ 使い方/ドライヤー
チャップアップは、塗布前と塗布後にドライヤーを使うのがおすすめです。
塗布前にドライヤーを使う理由
チャップアップをシャンプー後に塗布すると、育毛成分が頭皮に浸透しやすいのでおすすめです。
ただし、濡れた髪のままチャップアップを塗布すると、頭皮に育毛成分が浸透しにくくなります。
チャップアップの説明書に書かれているように、シャンプー後はしっかりとドライヤーで髪を乾かします。
塗布した後にドライヤーを使う理由
チャップアップは、塗布後はドライヤーで乾燥させることを推奨しています。
説明書に書かれているように、塗布後はドライヤーで乾かします。
髪の毛を濡れたまま放置すると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また、匂いやかゆみの原因にもなるため、チャップアップ塗布後はドライヤーで乾かします。
育毛剤によっては、ドライヤーではなく自然乾燥を推奨する育毛剤もあります。
その理由は、「ドライヤーを使うと、育毛剤の成分が頭皮に浸透する前に蒸発する恐れがある」ためです。
育毛剤の成分が頭皮に浸透するまで時間がかかるので、ドライヤーを使わずに自然乾燥を推奨する育毛剤もあります。
しかし、チャップアップは、塗布後ドライヤーの使用を推奨しています。
取扱説明書でドライヤーで乾かすように案内しているくらいです。
「ドライヤーを使うと、チャップアップの成分が頭皮に浸透する前に蒸発する」ことは心配する必要はありません。
チャップアップ塗布後、ドライヤーの使い方を説明します。
一般的に濡れた髪を乾かす場合は、
- 強い温風で
- 8割くらい乾かす
というドライヤーの使い方をします。
チャップアップ塗布後のドライヤーは
- 強い温風で
- 6割〜7割乾かす
というドライヤーの使い方をしてください。
チャップアップを塗布した後に、過剰に頭皮が乾燥することを防ぐためです。
通常よりも温風を使う時間を抑えて、ドライヤーで乾かします。
また、ドライヤーを使うときは、「ドライヤーを持っている手を、動かし続ける」ことも重要です。
ドライヤーを持っている手を動かさずに、1箇所に強い温風を当て続けると、頭皮が必要以上に乾燥してしまいます。
チャップアップの育毛効果を十分に発揮できません。
注意してください。
髪の毛を6割〜7割乾かしたら、ドライヤーを弱温風に切り替えます。
弱温風で髪の毛全体を乾かします。
温風の強弱の切り替えがない場合は、ドライヤーと髪の毛の距離を離して温度を調整してください。
弱温風で完全には乾かしません。
8割〜9割くらい乾かします。
最後に、ドライヤーを冷風に切り替えて乾かします。
冷風で髪全体を乾かし、仕上げをします。
ドライヤーの冷風で最後に乾かすと、熱を持った髪の毛を冷やし、キューティクルを引き締めることができます。
以上で、チャップアップ塗布後のドライヤーの使い方は完了です。
チャップアップ 使い方/ワックス
チャップアップは、ワックスと一緒に使っても問題ありません。
チャップアップの公式サイトのよくある質問でも、大丈夫と回答がありました。
Q 整髪料、スタイリング剤を使用しても大丈夫ですか?
A しっかりシャンプーで洗い流していただければ問題ありません。チャップアップ(CHAP UP)は、ワックス、ヘアムース、ヘアクリーム、ジェル等の整髪料を使用する前にお使いください。頭皮や頭髪が清潔な状態での使用を推奨しています。
このQ&Aにあるように、ワックスを使った場合は、しっかりシャンプーで洗い流してから、チャップアップをつけましょう。
また、ワックスをつける時は、「チャップアップを塗布した後に、ワックスをつける」ことも重要です。
チャップアップを塗布する前にワックスをつけると、育毛成分が頭皮に浸透しにくくなります。
他にも、チャップアップとワックスを一緒に使う上で、注意点があります。
ワックスはチャップアップが浸透してから使う
ワックスの主な成分は、油です。
油が頭皮につくと、チャップアップ(液体)の成分が頭皮に浸透するのを妨げてしまいます。
そのため、ワックスを付ける場合は、育毛剤をつけてから5分〜10分は空けてから使いましょう。
ワックスは少しずつ使う
ワックスを使う時は、10円玉くらいの分量を手に取り、手になじませてから髪の毛につけます。
一度に大量のワックスをベッタリつけないように注意してください。
10円玉1回ではワックスが足りない場合は、2回、3回と繰り返し少しずつ使いながら、ワックスを髪の毛全体につけましょう。
ワックスを頭皮につけない
ワックスは、髪の根元から髪全体になじませるようにつけます。
この時のポイントが「ワックスを頭皮につけない」ことです。
ワックスが頭皮につくと、チャップアップの育毛成分が頭皮に浸透するのを妨げてしまいます。
チャップアップとワックスを一緒に使っても大丈夫ですが
- ワックスをしっかりシャンプーで洗い流してから、チャップアップを使う
- チャップアップを塗布した後に、ワックスをつける
- ワックスはチャップアップが浸透してから使う
- ワックスは少しずつ使う
- ワックスを頭皮につけない
という点に注意して使いましょう。
チャップアップ 使い方/期限
チャップアップには、使用期限(有効期限)があります。
育毛剤であれば、どの製品でも使用期限はあります。
チャップアップの場合は、「未開封で1年※」が使用期限です。
※冷暗所に保存した場合
ただし、開封済みの場合は、できるだけ早く使用したほうがいいです。
2ヶ月〜3ヶ月を目処に使い切りましょう。
使用期限の切れたチャップアップを使うと、
- 育毛効果が落ちる
- アレルギー反応が起きる
- 頭皮や髪に悪影響が出る
というデメリットがあります。
期限切れの育毛剤を使うと、頭皮トラブルの原因になる恐れがあります。
チャップアップは「1日1回、30プッシュ」のメーカー推奨の使用量を守れば、1ヶ月で1本を使い切ることになります。
開封済みの育毛剤を何ヶ月も放置しないように、注意してください。
使用期限が大幅に過ぎてしまった育毛剤は、捨てることをおすすめします。
「開封後2ヶ月〜3ヶ月」を目安にしてください。
開封日をボトルに書いておくと便利です。
チャップアップを良いコンディションで保管するには
- 直射日光を避ける
- 気温、湿度を一定に保つ
- キャップをしっかり締める
つまり、「冷暗所に保存し、キャップをしっかり締めて保管する」ことが大切です。
チャップアップ 使い方/併用
「チャップアップと○○って、併用していいの?」という質問は多いです。
チャップアップの併用について調査しました。
チャップアップ リアップ 併用
リアップは、ミノキシジル配合の発毛剤(医薬品)です。
M字ハゲやAGAのような、「毛がない部分に毛が生える」効果があります。
リアップには、ミノキシジル以外にも、頭皮環境を整える成分(グリチルレチン酸、ジフェンヒドラミン塩酸塩、ヒノキチオール)が配合されています。
また、過剰な油分の分泌を抑える「ピリドキシン塩酸塩」や、血行を促進する「トコフェロール酢酸エステル」も配合されています。
これらの成分は、育毛剤でよく配合されている「頭皮環境を整える」成分です。
そのため、リアップには
- 発毛成分
- 頭皮環境を整える成分
の両方が配合されています。
チャップアップは、ミノキシジルなどの発毛成分は入っていない、育毛剤(医薬部外品)です。
「少しでも毛がある部分の髪を、太く強くする」効果があります。
リアップは、発毛+育毛の効果が期待できます。
チャップアップは、育毛の効果のみです。
リアップのほうが効果が見込める反面、副作用のリスクは高いです。
チャップアップとリアップを併用したからといって、「より効果が出た」というデータはありませんでした。
また、「チャップアップとリアップを併用して、副作用が出た」というデータもありませんでした。
チャップアップとリアップの併用はおすすめしません。
どちらかだけ使うことをおすすめします。
チャップアップ ミノタブ 併用
「ミノタブ(ミノキシジルの錠剤)を飲む」という治療法は、男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版で、「行うべきではない(エビデンスレベルD)」と結論が出ていました。
エビデンスレベルDは、「治療法の効果がない、または有害であることを示す良質のエビデンスがある」状態です。
ミノタブを飲むことは行わないようにしてください。
チャップアップと併用の併用も避けてください。
チャップアップ フィナステリド 併用
フィナステリドは、AGA治療に使われる飲み薬の成分です。
抜け毛の進行を抑え、ヘアサイクルを正常に戻す効果があります。
フィナステリドが配合された薬品は、プロペシア、フィンペシア、フィナステリド錠(ジェネリック医薬品)があります。
フィナステリドは、飲み薬に配合されています。
一方、チャップアップは頭皮に直接塗り、頭皮環境を整える育毛剤です。
「併用すると効果的」というデータはありませんでしたが、飲み薬と育毛剤を併用することで、両方の効果が期待できます。
チャップアップ ポリピュアex 併用
チャップアップもポリピュアも育毛剤です。
「チャップアップとポリピュアを併用して、より効果が出た」というデータはありませんでした。
また、「チャップアップとポリピュアを併用して、副作用が出た」というデータもありませんでした。
2種類の育毛剤を併用するよりは、育毛シャンプーや育毛サプリの併用をおすすめします。
チャップアップ ボストン 併用
ボストンは、ノコギリヤシの生エキスが配合された育毛サプリです。
ノコギリヤシや亜鉛など、薄毛改善に効果的な成分が配合されています。
育毛サプリを飲むと、体の内側から抜け毛を抑制し、髪への栄養補給を行えます。
チャップアップにも育毛サプリがあるため、ボストンのような育毛サプリと併用することもおすすめです。
チャップアップ ザガーロ 併用
ザガーロは、AGA治療薬(飲み薬)です。
抜け毛の進行を抑え、ヘアサイクルを正常に戻す効果があります。
ザガーロは飲み薬です。
一方、チャップアップは頭皮に直接塗る育毛剤です。
「併用すると効果的」というデータはありませんでしたが、飲み薬と育毛剤を併用することで、両方の効果が期待できます。
チャップアップ 使い方/まとめ
チャップアップは、正しい使い方をしないと十分に効果を発揮することができません。
チャップアップの説明書に書かれている、正しい使い方は…
- 清潔で乾いた髪につける
- 頭皮全体に30回プッシュ
- 頭皮全体をマッサージ
- ドライヤーで乾かす
というステップです。
チャップアップの使用回数は…
- 1日1回
- 1回あたり30プッシュ
- 夜シャンプー後に使う
がおすすめです。
チャップアップは、1回あたり30プッシュ塗布します。
ただし、一気に30プッシュすると、液垂れしにくいチャップアップでも、液が垂れることがあります。
「液垂れしにくい」使い方は…
頭全体を9個のブロックに分けて塗布します。
1ブロックに3プッシュしたら、次のブロックに塗布せずに、軽く揉み込んでマッサージをします。
マッサージをすることにより…
- 頭皮の血行を促進
- 液だれを防止
することができます。
チャップアップは、塗布前と塗布後にドライヤーを使うのがおすすめです。
塗布前は、チャップアップの説明書に書かれているように、シャンプー後しっかりとドライヤーで髪を乾かします。
塗布後は、ドライヤーで乾かします。
髪の毛を濡れたまま放置すると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また、匂いやかゆみの原因にもなるため、チャップアップ塗布後はドライヤーで乾かします。
チャップアップは、ワックスと一緒に使っても問題ありません。
- ワックスをしっかりシャンプーで洗い流してから、チャップアップを使う
- チャップアップを塗布した後に、ワックスをつける
- ワックスはチャップアップが浸透してから使う
- ワックスは少しずつ使う
- ワックスを頭皮につけない
という点に注意して使いましょう。
チャップアップには、使用期限(有効期限)があります。
チャップアップの場合は、「未開封で1年※」が使用期限です。
※冷暗所に保存した場合
ただし、開封済みの場合は、できるだけ早く使用したほうがいいです。
2ヶ月〜3ヶ月を目処に使い切りましょう。
「チャップアップと○○って、併用していいの?」という質問は多いです。
それぞれの製品の特性をよく考えて、併用するか検討しましょう。
このように、正しい使い方をすれば、十分に効果を発揮することができます。
安心して利用してください。

別のページでは、チャップアップの口コミについて詳しく解説しています。
チャップアップ以外の育毛剤については、育毛剤の比較ランキングで詳しく紹介しています。